イブの時間 2話  SAMMY イブの仲間達感想

概要

 自分の家のアンドロイド"サミィー"に喫茶"イブの時間"に行ってないと言うが、これが嘘じゃないかと疑いう"リクオ".そのことを確かめるために、"リクオ"と"マサキ"は再び喫茶"イブの時間"を訪れ、"イブの時間"に集う客達と交流を深めていく.見た目が三歳程度の少女チエちゃんとそのおじいちゃんのシメイさん.本を読む寡黙な青年"セトロ"さん.中のいいカップルの"コージ"君と"リナ"ちゃん.そして、"アキコ"と"ナギ".全ての客が人間と変わらない.そこに"サミィー"が店に訪れ、"リクオ"は今まで騙されていたと困惑する.しかし、そこで"アンドロイド"も人悩んだり夢を見たり、人間と同じだと理解する."サミィー"が秘密にしていたのも自分のためにやったと思い、"サミィー"に心を開いていく.
 そして最後に黒幕登場?

感想

今回も面白かった.特にセトロさんの「私に何かブレードランナー」て発言はズキューーーーーーーーーーーンときました.

ブレードランナー

"ブレードランナー"とは、F小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作とするフィリップ・K・ディック監督作の映画です.公開されたのは1982年であるにもかかわらず未だに信者的ファンが存在するSF映画の金字塔である.
内容というかブレードランナーの意味はwikipediaからの転載ですが下に示すとおりです.

"近未来、地球環境の悪化により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ都市部での生活を強いられていた。宇宙開拓の前線では遺伝子工学により開発されたレプリカントと呼ばれる人造人間が、奴隷として過酷な作業に従事していた。肉体を超人的に強化されたレプリカントは、外見上は本物の人間と全く見分けがつかないが、唯一違うのは「感情移入」する能力がなかった。ところが製造から数年経てば彼らにも感情が芽生え、人間に反旗を翻すレプリカントも現れるようになった。しばしば反乱を起こし人間社会に紛れ込む彼等を「処刑」するために結成されたのが専任捜査官“ブレードランナー”である。"(wikipediaより)

"マサキ"の事をブレードランナーっていったのは"マサキ"がアンドロイドの可能性ありなのか?

ロボット三原則

1.人間に危害を加えない
2.人間の命令に絶対服従
3.自分の身を守る
ロボット三原則ではロボットは嘘を付かないってのには気が付きませんでした.ロボット三原則を創作したアシモフの作品でもロボットが人間を守るために、人間に襲いかかる話が登場する."イブの時間"にっ登場するアンドロイドたちは自我を確立しているものもあり、人間の命令を超えた自分の判断で動けるようです.最後に"セトロ"さんが電話で個性が定着し、抑制回路がうまく作動しない?様なことを言っています.そのままロボットが三原則にしたがわなくなるのか?SFでよくあるような人間を守るためのに人類支配をアンドロイドが試みるような暴走をするのか?アンドロイドが勝手に動くのを恐れて、人間の尊厳を守るためにアンドロイドを抑制するような展開になるのか、今後が気になります.

なにかつけてる

イブの時間で"アキコ"はロボットである事の印をつけているというが、"リクオ"には分からない.しかし、チエちゃんには何か見えている?


黒幕

 最後の黒幕っぽい人"芦森博士”は何者なのか?イブの時間でアンドロイドの行動を"セトロ"さんを使って"イブの時間"を観察してるけど、目的は何なのか?ロボット倫理委員との関係は何なのか?

結構、謎を提示したまま2話終了で今後が気になります.


勝手な予想

 アンドロイドの個性の定着が、抑制回路を侵食する恐れがあるということが分かり、全てのアンドロイドの記憶が消され、OSが書き換えられることとなる.サミィーも記憶がけされたが、ひょんなことから、過去の記憶を取り戻して終わりみたいな感じかな?べたな予想ですいません.